【書評】「アイデアの作り方」|努力でアイデアは作れるらしい。
今回は「アイデアの作り方」という本の感想です。そこから学んだ知識をどうやったら作曲活動にいかせるかっていうことを考えたい。
まず、なんで本を読むかってことなんだけど、 大して努力も考えもしていない私よりも、考え抜いて本にまでしてまとめている先人たちの考えの方がより確からしいはずで、その考えをまねる、取り入れる方が明らかに効率がいいと思うんすよ。もちろん本に書いてあることが間違っていることもあると思うけど、自己流でやるよりかは、正しい確率は高いでしょう。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とかって言うよね。そのノリです。
何も無いところから新しいものは産まれない
この本の内容は次の2文に集約されている。
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何者でもない」
「新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性をみつけだす才能によって高められる」
特殊資料・・・自身の仕事、そのターゲットについての資料、専門資料
一般資料・・・その他のあらゆる事象、世間の様々な事象、一見して自身の目的とは関係ないと思われる情報
2.自分なりの“要素”“項目”に従って分類する
3.常にそのことについて考えている。また、折りをみては、収集し分類した資料に触れる
4.行き詰まったら息抜きをする。考えない時間を作る。
5.アイデアが浮かんでくるが、それは“不完全”な状態なので、他人からの批評も受けながら育てる。
2が個人差(個性)が出るのかな。また、偉人の話しとかで散歩しているときにひらめいたとか言っているがきっと4の状態なんだろうな。きっと。うん。散歩してるからアイデアが出てくるんじゃなくて、その前には1〜3の段階があるってこと。あと、一般資料をどうやって収集するか問題、結局は何でもやってみる、出かけたことの無い場所に言ってみる、いろんなエンタメに触れる、いろんな人と交流するってことですね。“コミュ力”“人間力”“魅力”みたいな実態のつかめない謎概念はここら辺をさしてるんでしょうね。はぁ。
いろんなことに触れ、それを記録していく
現状私が考えうる、やること。
楽曲解析
構成・・・ABCの構成を意識、盛り上がり具合を意識、使われている楽器
コード進行・・・Key、度数、転調有無、その結果どんな効果がでているか
メロディ・・・インターバルを表示する
詞解析
メッセージ・・・何をテーマにして、何を言いたい曲なのか
比喩表現・・・使われている比喩表現は何を表す為に使われ、どんな効果がでているか
ラブソング・・・恋愛のどのステージの歌で、どんな表現を使って愛を表現しているのか
一般資料収集
世のエンタメに触れる・・・普段見ないようなジャンルの映画、雑誌、エンタメに触れる。どういう意図で作られているのか考える。
社交的になる・・・人と会話し、人が何を考えているのか、何に感動し、何に不満をもっているのかを知る。外にでる。はぁ。
こんな感じです。やりながらですね。Try&Error
書いててふと、「新しい組み合わせ」の手法として、「あえて全く関係ないもの、突拍子もないものを1点だけ入れる」っていうものがあるんじゃねと思いました。現実では全くあり得ない状況でも、みんな普通に受け入れちゃってる。
バンドにピエロ→世界の終わり
ロックバンドにバイオリン→イエローカード
ピエロの法則
現実にあり得ない要素をえても問題ない。むしろ個性となりウリになる。ただし、加えるのは1点のみ。それ以上はくどくなる。
※本ブログ内のみの名称です。
方法をしっていてもやらなきゃ意味が無い
説明は簡単至極だが実際にこれを実行するとなると最も困難な種類の知能労働が必要なので、この公式を手に入れたといっても誰もがこれをつかいこなすというわけにはいかないということである。
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