Jonas Blue – Fast Car ft. Dakotaとか｜BestNewMusic（2016/2/14）

今週の私が気に入った曲です。今回も２曲です。

いいな。こんなカッコいい曲が作れて。

選定基準

• 直近1年以内くらいにリリースされた楽曲
• その楽曲に惹かれてiTunesのマイリスに登録した楽曲
• ようするにガバガバ基準

頑張って検索しましたが、Jonas Blueは21歳のロンドンの音楽プロデューサーということくらいしか分かりませんでした。誰なんだ。

これ、原曲があるようでTracy Chapman’sの同名タイトルがもとになっているようです。

で、これの特に気に入ったところが、イントロの感じです。シンバルがサーーっと鳴ってきて、4つ打ちのバスドラムと控えめのピアノが流れる。何だがすごいワクワクする。これからすごいことが始まるような。どこか知らない場所に連れて行ってくれるような、ときめきを感じる。何なんだこれは。

（ここから自信無し）

この曲のコードは基本的に　D-A-F#m-E　を繰り返してる。keyはAの　Ⅳ-Ⅰ-Ⅵ-Ⅴ　になってる。機能としては　S-T-TS-D　うーむ。わからん。わからんぞ。Dから始まっているせいか、Dが中心に聞こえる。keyがDと考えると、Ⅰ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅱと見える。でもⅡのEは本来Emであるべきなのでおかしい。でもkey AとDはGの音(G#とG)しか違わないので親和性は高い。わざとAから始めずDから始めることで、２つの調性を感じられる、調性が強調されない効果があるのかも。

（ここまで自信無し）

歌詞をみると、これまた、悲しい世界。どうしようも無い環境（家庭）に生まれて、生きる為に必死に仕事を探している。そんなところに、似た者どうしのでも「fast car／速い車」を持ったあなたが現れた。その車でこの現実から逃げ出せるかな。その車で仕事のある大きい街まで行こうよ。その車の助手席に乗ってあなたとドライブしていると、自分の居場所はここだって、なんとかなりそうだって思えた。やがて、二人は一緒になり子どもも出来た。私は仕事につきなんとか最低限の収入は得られるようになったが、あなたは相変わらず職にも就かず、毎晩飲みに出かけて子どもの面倒も見ない。どうしてこんなことになってしまったのだろう。あの時は、人生よくなっていくと思ったのに。あなたの車に乗り、夜の街を走る。その車でこの現実から逃げ出せるかな。

fast carがなんとも象徴的です。辛い現実から逃避する希望であり、でも結局は逃げ切れない幻想でもある。

これはあれだ、原曲があまりに素晴らしすぎる。なんて世の中不公正なんだ。こんな曲を私も歌いたい。

というか、スーパーのレジ打ちはどの世界でも底辺の象徴なのか。。。悲しいなぁ

すごくカッコいい

これまで取り上げてきた曲はすべて洋楽だった。べつに邦楽を聞かないってことはなくて、洋楽邦楽関係なくいろいろな曲を聞きたいと思ってる。でも実際問題、邦楽で個人的にかっこいいなって思う曲は少ない。根拠は無いというか、説明できるほどの知識がないのだけど、これは日本語の問題だと思う。今の音楽（ポップス）って西洋のフォーマットの上に成り立ってる。音を12音階に分けること、それを3度ずつ積み上げて和音にすること等々、こういう根本的な考え方から、ピアノ、ギター、ドラム、ベースなどなど使う道具まで全部西洋人が考えてきたもので、その西洋人が使っている言語は英語。それも無理矢理日本語で歌うんだから、そもそもが難しい。日本語って1音で1音符だけど、英語は1単語や1文節で1音符だから、言葉の密度が違う。なので日本語だと言葉の密度が薄くなるので、はっきり聞こえるというか単純に聞こえる。これがかっこ良くないという感覚に繋がってると思う。（個人の感想です。）

岡崎体育は兵庫県出身で奈良で活動しているアーティストで、今年メジャーデビューされるようです。

完全に私の力不足で不甲斐ないが、何で素晴らしいのかが説明できない。うーむ、でもやっぱりメロディが良い気がする。リズム感が歌っていて気持ちよい。off beat裏のリズムで歌っているのかと思い、一生懸命聞いてみたが、そこまで裏で取っている感じでもない気がする。うーむ、でも聞いててノレるんだよなぁ。

あと、この曲は歌詞の単語のチョイスが独特というか、あまり内容に意味は無いような気がする。こんな感じの曲で、歌詞の意味ももう少し聞いてて意味が伝わってくる感じの言葉チョイスであれば最高、もう私はファンになります。ついていきます。

購入するのでiTunesで買えるようにしてほしい。売れてほしいね。

今日はこんな感じです。

おわり

Tweet

Pocket