Maren Morris – My Church|BestNewMusic(2016/2/20)
今週の私のお気に入りの新曲。1曲です。よろしくお願いします。
選定基準
- 直近1年以内くらいにリリースされた楽曲
- その楽曲に惹かれてiTunesのマイリスに登録した楽曲
- ようするにガバガバ基準
Maren Morris – My Church
背景
これはカントリーというジャンルになるのでしょうか。Wikipediaによるとmaren morrisはアメリカのカントリー歌手、2005年くらいから活動していて、この曲でビルボードtop100に初めてランクイン、ここまでくるのにまぁ10年はかかってますね。やっぱり、こういう世界は10年くらい平気で下積み期間があるんやね。出自はテネシー州のNashville(ナッシュビル)というところ。ん、ナッシュビルって何か聞いたことあるな。なんだっけな。あー、ギターメーカーのギブソンの工場があったような。ナッシュビル生産とかメンフィス生産とかあるよね。ってことは音楽の街なのかと検索してみると、音楽の街のようです。特にカントリー音楽の中心地のようです。これぞ「古き良きアメリカ」というような街。なんか行ってみたくなるな。
なぜかこの動画、youtubeの低評価がかなり多い。なぜだ。良い曲なのに。多分、MVに今時の若者が出てきてたり、曲調がpop過ぎだったり、コテコテのカントリーファンからすると、“くだけ過ぎ”“不敬な”感じがあるんでしょうね。日本人の私には分かりません。良い曲です。
何をうたっているのか
で、歌詞の方。この曲は何を歌っているのかということなんですが、まーた和訳してるサイトがまだ無い。はぁ、誰か訳してよ!自分で考えるの面倒くさいんよ!
頑張って頑張って私が英語のページを検索しました。ですので正確性はないので話半分でお願いします。
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私は決して敬虔なキリスト教徒とは言えない女。教会に行くべき日曜は好きなように遊んでいたし、ずるもするし嘘もつく、気品があるとは言えない態度だって幾度となくとった。でも、車にのって大好きなカントリーミュージックを流しながらこの国を走っていると、なんだかこの国を創ってきた先人たちの存在を感じるんだよ。そして、こんな私でも神の救いを受けられるような気持ちになるんだ。あぁそうなんだ。これが私にとっての“教会”なんだ。
Hank Williamの「I’m so lonesome I could cry」(※一人の寂しさを歌った曲)やJohnny Cashの「God’s Gonna Cut You Down」(※不道徳な生き方をしていると神に裁かれるという歌)こういう古いカントリーの曲を聴くほうが、ラブソングを聴くよりもずっとずっと、私の気持ちは高ぶる。
なんだか気分が行き詰まってしまった時は、ドライブしながらラジオの周波数を合わせて、カントリーを聴く。そうすると心が洗われる気持ちになる。
私は、キリスト教のきちんとした方法、正当な方法で、神を讃え、信仰心を持つことは出来ないかもしれない。でもこうやってカントリーを口ずさみながらこの国を車ではしっていと、先人たちに思いを馳せることができ、この国を愛することが出来る。そうか、これが私にとっても賛美歌であり、教会なんじゃないかな。
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<補足>
一般的に教会は日曜日の午前中にいって礼拝するようです。
ハレルヤの意味・・・「主 (Jehovah) をたたえよ」の意だったり、神を賛美する叫び・歌のこと
アーメンの意味・・・祈り・賛美歌などの最後に唱える結びの言葉。
<補足ここまで>
“My Church”自分にとっての教会とは
前述のyoutubeで低評価が多い理由が分かった気がします。カントリーを聴いてるくらいで、キリスト教徒の義務を果たしているなんて言えないだろ!ってことで低評価されてるんだと思います。ただ、この曲は単語自体はキリスト教的な言葉がちりばめられてますが、あくまで“教会”というのは象徴であって、本来の宗教的な意味では使われてないと思います。
個人的な考えですが、宗教って先人の知恵の集積だと思うんです。おばあちゃんの知恵袋の集大成みたいな。嘘をついてはいけない、困っている人を助けるみたいな教えは、道徳の教育であり、今自分が苦しい状況なのは神が与えて試練なんだとか、罪を背負って生きているだにたいな考えは心の支えになると思う。辛いこと、恵まれない境遇は自分のせいじゃなく、他の誰か(神)のせいだって他人のせいに出来るってとても心が楽になると思うんです。そういう意味では、完全自己責任の世界、自分が何の宗教に属しているのか、それとも無宗教なのか、よくわからん私にとっては、キリスト教というものは(信じるものがあるのは)うらやましく思える時もある。
話しはそれましたが、この曲の“教会”“キリスト教”っていうのは“心の支え”だったり“自分というものを作ってきた先人たちへち感謝すること”みたいなことの象徴だと思うんです。そう考えるとこの曲は決して、宗教ソングではなく、誰にでも、私にだって届く歌になります。
この曲、maren morrisの実体験というか、本当に自分の経験や感じたことから出てきた曲なんだなぁと感じます。良い曲だ。
思うんです。じゃあ、私にとっての“教会”って何なんだ。
職場かな?家族かな?うーん違うなぁ。音楽かな、ちかい、ちかいけど違う気もする。。。あぁ無いんだな、無いわ。これが自分の弱さだな。でも、でもやっぱり自分にとっては音楽しか無い気がするんだよな。今はこれにしか情熱が湧かない。もっと真剣に取り組んで、知識や経験がついてくると音楽を通じて見えるものも変わってくるんじゃないかな。maren morrisにとってのカントリーミュージック。私にとっての音楽(きっとこの先日本の歌謡曲にたどり着くんだと思う)。
“教会”と言える場所を求めて。
今日はこんな感じです。
おわり
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