最終電車が載せているものは|三戸なつめ-I’ll do my best|BestNewMusic(2016/7/18)

最近はプログラムを教えてくれる教室に通ってます(自腹です)。丁度、仕事も配置換えがあって以前よりも落ち着いた担当になったこともあり、平日夜も通えています。この3連休もすべて捧げました。「クラス」やら「インスタンス」やら「オブジェクト」やら、頭が沸騰しそうですが、やっぱり新しいことを学ぶってのはいいですね。どこにたどり着くかは分からないけど、とにかく学び続ける、歩き続けるってことを実践出来ていると思うと嬉しい。

今回は久しぶりに邦楽からの選曲です。勉強しながらapplemusicの聞き放題サービスで流れててぐっときました。

選定基準

  • 直近1年以内くらいにリリースされた楽曲
  • その楽曲に惹かれてiTunesのマイリスに登録した楽曲
  • ようするにガバガバ基準

三戸なつめ 『I’ll do my best』

三戸なつめ


関西出身のモデルで昨年くらいから歌も出しているらしいですね。で、何と言っても前髪が短い(?)のがトレードマークらしいです。既に、前髪きり過ぎたってことで話題になり済みらしいのですが、おじさんは知りませんでした。この曲で知りました。なんと、あの田中ヤスタカさんがプロデュースしてるらしいっすよ。

サビ後のポロロンって鳴ってるとこのトロピカル感なんか、流行の音ですよね。さすがですね。

歌詞


覚えてないこと ばかりだけど

見慣れない風景まだ これからなんだ

新しい空 新しい部屋

片付いていないのは この気持ちかもね

最終電車に揺られて 毎日君を思い出すよ

遠いこの街でも 僕は頑張れるはず

楽しいことだけじゃ 叶わないこの夢と

枕を抱きしめて 今日も眠るのさ

I’ll do my best again

I’ll do my best again

 

覚えてないこと ばかりだけど

見慣れない風景まだ これからなんだ

新しい空 新しい部屋

片付いていないのはこの気持ちかもね

最終便の旅立ちは 見慣れた夜景の上

遠いあの街でも 僕は頑張れるはず

楽しい思い出に 頼らなくてもいい日が

来ると信じてる 来ると信じてる

I’ll do my best again

I’ll do my best again

 

最終電車に揺られて 毎日君を思い出すよ

遠いこの街でも 僕は頑張れるはず

楽しいことだけじゃ 叶わないこの夢と

枕を抱きしめて 今日も眠るのさ

I’ll do my best again

I’ll do my best again

最終電車が載せているものは


なにが良いって、「最終電車」ってフレーズがいいですね。最終電車って聞いたとき何をイメージしますか?私はまず、残業して帰りの終電って感じですね。“疲れた”“ちょっと寝たらすぐ明日が来る”ってな感じのネガティブなイメージが浮かびます。もちろん、最終電車に載っているのは仕事帰りの人だけではなく、楽しい飲み会の帰りかもしれないし、逆にこれから夜勤の仕事に向かう人もいるかもしれませんし、悲しい気持ちで載っているひとは多数派ではないでしょう。新木場のクラブとかに行く時は最終電車で行って朝変えるみたいなこともあるかもしれないし。

とにかく、最終電車って空間にはいろんな人、いろんな感情、喜び、悲しき、怒り、、、全てを載せて走ってるわけです。人生を載せて走っているわけですよ。

「最終電車に揺られて 毎日君を思い出すよ」

いいですね〜

東京に夢は残っているのか


で、この歌詞の女の子(?)は地方出身で夢を求めて都会にやってきて“最終電車”まで頑張っているわけですよ。都市名は出てきてないんですが、ここでは東京と仮定して話します。私自身が地方から上京してきたくちですし。この曲を歌っている三戸なつめさん自身も関西から上京してこの歌を歌っているわけですから。

そこで、ふと思ったんです。2016年の東京に夢はあるのか?ってね。

日本は少子高齢化で人口は減っていく一方ですが、東京と周辺県の人口は増えているようです。

総人口、7年連続減少=東京で5年ぶり自然増-総務省(時事通信リンク)

リンク先のニュース記事だと2015年-2016年比較で、日本の総人口は27万人減っているのに、東京は8万6千人の増です。周辺の神奈川・埼玉・千葉も増えてます。こりゃ家賃は安くならんな。

みんな“夢”を追ってきたって訳じゃないとはおもいますが、でも移動の自由が保証されている現代日本で東京に人が増えているんですから、今いるとこよりも東京が良いと思って8万人がやってきているわけですよ(自然増を考慮に入れてませんが)。

私自身は夢があったという感じじゃないです。田舎が嫌だった。もっというと家族が嫌だった、クソな家庭環境から脱出したかったって感じですね。夢なんてなかった。親から逃げたかった。逃げれて本当によかったです。

東京と地方のメリット・デメリット、地方の復活はあるのか等、有意義なことをここで書ければ良いのですが、よく分かんないです。東京に夢はあるんですかね。

 

I’ll do my best “Again”


あと、歌詞できになっているのがサビのところの「I’ll do my best again」。Againを使っている意味って何だろう。

歌詞の女の子は上京してきて夢にむかって頑張っているわけですが、again(再び、もう一度)ってどういうことでしょうか。夢のために上京して頑張る(do my best)ぞ!ってことならすんなりわかるんですが、上京してもう一度(again)頑張るぞ!って何だ?田舎でも何かあって、挫折している?よく分かんないです。

そんなことを考えていると、話しはそれますが、自分が“I’ll do my best”したのは何だったかなぁと思いました。私が一番頑張ったのは間違いなく受験勉強ですね。家を出たい一心で勉強しましたから。自分のリソースを全部注ぎ込みましたからね。まあ、そのかわり大学入学で燃え尽きましたがね。この年齢になって、人生で一番頑張ったのが大学受験ですってのも悲しい話しですね。過去の自分(のがんばり)を超えられていない、進歩していないって気持ちになります。

音楽しかり、プログラミングしかり、私も「I’ll do my best again」したいなと思いました。

おわり

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